Bankless JAPANのニュースレターでは、毎週月水金の8AMに、DeFi、NFT、Web3関連の記事を配信しています。
この記事では、先日行われた東京でのイベントDAO Tokyo、ETH Tokyo、DAOATHON、WEB3 Social House Tokyoの振り返りを行います。
DAO Tokyo
4月13日、史上初となるDAO TOKYOが開催され、会場は日本全国、そして世界中から集まったWeb3コントリビューターで埋め尽くされました。
Fracton Venturesが主催し、TallyとDAO NYCのクルーがサポートしたこの日は、ネットワーキングの機会やインスピレーションを与える10のセッションが、美しい会場で開催され、日本で唯一無二のカンファレンスであることを実感させました。DAOのビルド、公共財、ガバナンス、コミュニティ形成などについて、熱心なコントリビューターや専門家から話を聞くことができました。また、東洋のDAOで働く人々やDAOに関わる人々から、これらのトピックを東洋の観点で見ることができるプラットフォームとなりました。
参加者が交流し、学ぶ機会を得て、誰もがDAOとこのスペースに対して楽観主義を持っていることを感じます。ガバナンスや報酬、DAOが法人格を持つべきかどうかなど、私たちはまだ長年の問題に悩まされています。しかし、DAO TOKYOは、DAOの現在の問題点を解決し、この新しい組織の方法を使ってさまざまなユースケースに到達するために、皆が結束してアイデアを出し合う場を提供してくれました。
DAO TOKYOは、多くの人にとって重要なトピックについて、世界を結ぶ素晴らしい足がかりとなりました。
このイベントに参加できたことを光栄に思うとともに、将来的にDAO TOKYOが再び開催されることを望む気持ちは、皆さんと同じです。
ETHGlobalTokyo
4月14日から16日にかけて開催されたETHGlobal Tokyoでは、日本だけでなく世界中からweb3ビルダーを招き、36時間のハッカソンを行いました。彼らは、24時間利用可能な素晴らしい会場、食事、スポンサーからのサポート、そして賞金総額375,000ドルの賞金獲得のチャンスに恵まれながら、Ethereumの未来を構築することができました。
初日は、ETHGlobalのKarktik Talwar氏、Ethereum FoundationのAya Miyaguchi氏などによるイントロダクションで幕を開け、舞台を整えました。日本から参加したハッカーはもちろん、Web3初心者がこの機会にハッキングを学び、仲間たちと一緒に作り上げようとする姿も多く見られました。
ETHGlobalでは、PragmaとCafeも紹介されました。Pragmaは1日限りのトークサミットで、Aya Miyaguchi氏、Balaji Srinivasan氏、Stani Kulechov氏などのトークでインスピレーションを得る1日を提供しました。カフェでは、ハッカソン開始前にハッカーたちが交流し、くつろぐことができました。また、Ethereumエコシステムに深く関わる人々や、Ethereumの活用に関心を持つ日本の企業や政府によるワークショップやパネルも開催されました。
DAOATHON
4月1日から9日にかけて、東京でアジア初となるDAOATHONが開催されました。
1週間かけてDAOの概念のアイデア創出から、ツールを用いたDAOのデプロイまでを一気通貫で行う本イベントでは、累計50名が集結しました。
オンライン・オフラインともに世界中からDAOエンスージアストが集結しました。
審査員はYosui/Monobundle、Uwaizumi.eth/Unyte、Alex Poon/CharmVerse、Balu/DAOLens、Whiplus/IVS Cryptoの5名です。
1日のキックオフセッションでは豪華ゲストを招き、日本・世界におけるDAOの可能性と実現可能性を多方面から探りました。大企業とDAOの関係、法整備、市場選定などDAOという新領域を日本でどのように広めていくかを模索するセッションが行われました。
4月9日は日本橋に累計50名が集い、地方創生・音楽・労働環境といったあらゆる領域に対してDAOというアプローチが適切かどうかのピッチが行われました。その入賞者には豪華賞が授与されました。
WEB3 Social House Tokyo
Web3 Social House TokyoはRed Tokyo Towerで開催されました。この会場は、ソーシャルインタラクションを通じて人々を結びつけるという、Web3 socialと同じゴールを反映していました。
Web3 Socialは、コミュニティ形成を通じてWeb3のマスアダプションをサポートすることを約束するものであり、このことは、夕方までの講演の中でも繰り返されました。
イベントは、衆議院議員の平将明氏による、日本におけるWeb3戦略についてのビデオメッセージから始まりました。 続いて、樋田桂一氏(ブロックチェーン戦略政策研究所)、設楽悠介氏(新しい経済編集長)、ユウヤハシモト氏(Web3弁護士)が、日本政府の公式Web3戦略やWeb3ソーシャルとの親和性について説明しました。 その後、博報堂KEY3、CyberConnect、Phaverなど、Web3ソーシャルに注力している日本の団体が、Web3ソーシャルがクリプト産業にどのような力を与えるかについて、それぞれの見解を述べました。
最後の講演は、コミュニティ構築によるWeb3のマスアダプションで、インフラやポータルからWeb3へのコミュニティ構築、同じ考えを持つ個人が自分にとって意味のある活動を支援するための集まりの場までをカバーする組織、Mask Network、Blocto、Gitcoin、ENSからなるパネルが行われました。
パネルディスカッションでは、Web3 Socialをめぐる課題、機会、興奮について議論しました。 Web3ソーシャルは、Web3のマスアダプションのための有望な経路であり、コミュニティ構築は参加価値を強化し、コミュニティが成長するにつれて継続的な価値を提供します。 パネリストは、自身の組織における初期の成功例を紹介し、聴衆が自身のプロジェクトやコミュニティにおけるコミュニティ構築のアプローチ方法について考えるきっかけとなったことは間違いないでしょう。
Bankless Japanディナー
Bankless JapanのコアメンバーであるJackalphaは、日本のWeb3コミュニティをより大きな、国際的なWeb3コミュニティに接続するためのサービスの必要性を認識していました。彼は、日本のWeb3コミュニティに所属する女性と、海外のWeb3コミュニティに所属する女性との会話やつながりを促進することを目的に、サイドイベントを開催しました。
このイベントは、より有意義な会話と友情を育むために、大規模なネットワーキングイベントではなく、親密なディナーセッティングとして行われました。 ReFi、NFT、DAOなどで活躍する12人の女性が夕食に集まり、その結果、Web3の女性に力を与え、結びつけることを目的とするDAO、Big Sister DAOが結成されました。 夕食会は、ReFiとWeb3の女性への力を与えることに関する会話を促進するために、Celo Foundationによって後援されました。
このニュースレターは、金融や税金のアドバイスではなく、教育的なものであり、投資アドバイスや資産の売買、財務上の意思決定を勧誘するものではありません。また、税金に関するアドバイスでもないので、それに関しては税理士や会計士にご相談ください。
Bankless JAPANのニュースレターでは、毎週月水金の8AMに、DeFi、NFT、Web3関連の記事を配信しています。Banklessの会員は全世界で合わせて20万人をすでに超えています。この機会にBanklessの一員になりましょう!