SudoswapでNFTの流動性問題を解決か
Sudoswapの仕組み、使い方を紹介
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BAYCやCryptoPunksなどを筆頭に、NFTは今や$10億以上のアセットクラスとなりました。
現状の問題は、NFTの流動性を確保するということです。作品を売るか売らないかという二択になっているのが基本的な現状です。
解決策として、Sudoswapは1つの良好な選択肢です。このプロトコルはSudoAMMを使用し、ボンディングカーブを活用してNFTの売買に柔軟性を持たせています。
Sudoswapは、ここ数週間、NFTの流動性を切望していたコレクターがマーケットプレイスに殺到していることで注目されています。
また、Sudoswapは、クリエイターへのロイヤリティーの支払いを回避できるプラットフォームであるため、その観点でも論争を巻き起こしています。
NFTの流動性を確保する方法
Sudoswapは新しいNFT AMMで、これまでのNFTマーケットプレイスの常識を覆すものです。革新的な流動性プールとボンディングカーブを導入し、数10億ドル規模のアセットクラスに必要な流動性を提供します。
この記事ではSudoswapのNFT流動性プールを作成する方法を紹介します。
Sudoswap初心者ガイド
0xmons氏によって2021年4月にローンチされたSudoswapは、NFTの店頭取引のdappとしてスタートしました。
ローンチから数ヶ月後、0xmons氏は新しいNFT AMMシステム、SudoAMMの開発を開始しました。
NFTXのような他のNFT AMMが流動性プールにのみ依存しているのに対し、sudoAMMは、NFTの購入と販売の両方で優れた柔軟性を提供するために、その流動性プールにボンディングカーブ機能を追加するように設計されています。
SudoAMMの開発者は、2022年7月8日にSudoswapの新しいエンジンとしてこの技術をローンチしました。それ以来、このプロジェクトの前例のないボンディングカーブの可能性とガス効率の良い取引に人々が集まり、オンチェーン取引量が急増しました。

Sudoswapの仕組み
SudoswapはNFTXと同じようなもので、フロア近辺のNFTの取引を効率化するためのプロトコルです。
しかし、複数の流動性プールにまたがるルーターシステムと、カスタマイズ可能なボンディングカーブが、NFTXとの大きな相違点です。
ユーザーは予測可能な価格目標に従って、買い専用、売り専用、または買いと売り両方のNFTプールを作成することができます。例えば、Sudoswapの開発者である0xmons氏はsudoAMMについて、以前のブログ記事で下記のように説明しています。
「流動性プロバイダーにとって、シングルサイドプールは大規模なNFTポジションのDCAを可能にします。例えば、最初のNFTを10ETHで買い、次のものを9ETH、その次を8ETHで購入するバイサイドプールなどです(ボンディングカーブが直線的に減少すると仮定)。または、最初のNFTを1ETH、次に1.5ETH、次に2.25ETHで売るセルサイドプールなどです。」
ロイヤリティに関する議論
最近、NFTエコシステムで大きな議論となっているのは、SudoswapのNFTロイヤリティに対するアプローチ、あるいはロイヤリティの欠如です。
実際、sudoAMMの主なセールスポイントの1つは、そのトレーダーが他のNFTマーケットプレイスを利用する場合と比較してロイヤリティ料を支払う必要がないことでした。その結果、コレクターは購入毎に約5~10%の節約になります。
なぜこのような動きが物議を醸しているのかを理解するには、今や伝説となったクリプトアーティストたちが、著名なNFTマーケットプレイスからのNFT転売に対して最低10%の二次販売ロイヤリティを要求し、獲得した2020年にまで遡る必要があります。
それ以来、10%のロイヤリティは、クリプトアーティストの作品における事実上の標準となり、アーティストが作品の再販時に二次販売ロイヤリティを受け取ることがなかった歴史を否定するものとして、NFTスペースで広く賞賛されています。
したがって、NFTのエコシステムでは、旧来のメンバーの中でロイヤリティを重視する文化が根強く、この陣営の多くは、Sudoswapのようなロイヤリティゼロへの後退を越えてはならないレッドラインとみなしています。
一方、最近のUdi Wertheimer氏のツイートに代表されるように、ロイヤリティゼロへの動きは避けられないという意見もあります。
そして、Sudoswapは主に大規模なPFPコレクションに柔軟な流動性を提供するのに適しているという中間派の意見もあり、そのうちのいくつかは、すでにロイヤリティのアプローチで実験しています。
例えば、Sudoswapでこれまで最も取引された3つのプロジェクトのうちの2つは、Based Ghoulsと8liensです。Based Ghoulsは流動性をコントロールするために独自のSudoswap流動性プールを作り、8liensは戦略的な理由からロイヤリティを0%にしています。
このようなプロジェクトにとって、Sudoswapは非常に理にかなっていると思います。
GemなどのNFTアグリゲーターは、Sudoswapの取引にオプトインロイヤリティを追加しているので、Sudoswapで取引し、かつロイヤリティも尊重することは近いうちに可能になるでしょう。
Sudoswap流動性プールの作り方
Sudoswapで自身で発行するNFTの流動性プールを作成する方法を紹介します。
1. Sudoswap.xyzにアクセスします。
2. ウォレットに接続します。
3. ”Your Pools”タブをクリックし、"+Create Pool "ボタンをクリックします。
4. “Sell NFTs for tokens”または”Do both and earn trading fees”ボタンをクリックします。(この記事では“Sell NFTs for tokens”の流れを紹介)
5. プールに入れたいNFTコレクションと、交換で受け取りたいトークンを選択し(2022年8月現在はETHのみ対応)、”Next Step”ボタンをクリックします。
6. この段階で、NFTの価格帯、ボンディングカーブの種類、新規取引時に価格が変化するデルタを設定することができます。再び”Next Step”ボタンをクリックします。
7. 次のページで、”Select Your NFTs+”ボタンをクリックし、プールに入れるNFTを以下のように選びます。
8. 次に、SudoswapがあなたのNFTにアクセスできるように承認トランザクションを実行し、最終トランザクションでNFTをプールに追加します。すると、以下のようなプールのダッシュボードが表示されます。
9. 資産管理、販売状況の確認はSudoswapの”Your Pools”ボタンをクリックし、流動性プールのコマンドハブへ移動します。
SudoswapはすべてのNFTプロジェクトに適しているわけではありませんが、このNFT AMMに興味があるなら、Sudoswapのボンディングカーブの可能性をチェックするべきでしょう。
Sudoswapはクリプト経済の急成長している分野の1つである「DIY流動性アプリケーション」として非常に興味深いものです。
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